No.43

今さらですが『教皇選挙』も観ました。
正直に告白すると、わたしはときどき、この世のあらゆる宗教を否定したくなるときがあります。じぶんの信仰と呼ぶべきものに、もっとも近い場所にある神道ですら、その対象となり得ます。
けれど、対象がいずれであれ、それを否定することはかならずまちがいであるということに気づいてもいます。そのことはヒトが成すプリミティブな行為としての『祈り』の直接的な否定で、人間性、あるいは人間そのものの否定となって、ひっきょうわたし自身の否定にもつながってくるからです。
なにを信じるか否かはさておき、ほんとうに神聖な瞬間とは、「疑い、問いつづける」、その過程にこそ訪れるものなのではないだろうか、とおもいました。
#映画
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